こんにちは!
バレエスタジオマイスターの大塚健太郎です
前回のブログ更新から4カ月も経ってしまいました・・・(汗)
この間のスタジオリフォームは4件。また先生方にご招待いただいてバレエやフラメンコ、ヒップホップの発表会5か所を観賞する機会に恵まれました。
なんだ、ブログに書くネタあるじゃん!
と突っ込まれそうですね・・・
さて、今回のブログは最近どんどん個性的になってくるスタジオ作り。
そのトレンドをご紹介したいと思います。
■スタジオのパフォーマンス(設備)が個性的
斜めの鏡
ワイデワンさんの高田馬場スタジオでは鏡の上に斜めの鏡があります。
正面の鏡だけでは確認できない体のポジションを
この斜め鏡で俯瞰出来ます。
舞台客席からどう見えているのかがわかるのだそうです。
オーツカは毎週ここでレッスンを受けています。
ストレッチしている時に斜め鏡に映る先生は、上からの俯瞰目線で見えるので足先の伸ばし方など参考になります。
クッションフロアの床
ハラウ・ナ・マモ・トゥリパさんが提供するレッスンはフラダンス。
多くのダンススタジオがTMフロアやTFリュームなどのリノリウムを使用する中、こちらでは住宅用のクッションフロアを採用しています。
理由は適度なクッション性と暖かさです。
バレエと違ってフラのレッスンは裸足で行うので、リノリウムでは冷たいのだそうです。
■スタジオのリノリウムが個性的
白いリノリウム
多くのスタジオで汚れが目立つからという理由で敬遠せれてきた白いTFリューム。でもライズライフスタジオさんはあえて「白い床」を選ばれました。
大きな窓から差し込む光に照らされて
白いリノがレフ板のような効果を生んでいます。
こちらのスタジオはストレッチやヨガ・フラ・バレエなどレッスンメニューが豊富。そのレッスン風景の写真はまるで写真スタジオで撮影したようで、とてもインスタ栄えして素敵です。
■プラスアルファの機能空間
キッズルーム
レッスン待ちの生徒さんの控室であったり
お姉ちゃんのレッスンの見学に来た弟さんの待合室として役に立つキッズルーム。
ヨガに参加するママさんも安心してお子さんを遊ばせておけるのでレッスンに集中出来ます。
育児休暇をしていた先生達もお子さんを連れて復職可能です。テーブルをひとつ置けばママのお仕事を見ながらキッズルームで学校の宿題も出来ますね。
■スタジオの演出
舞台用のライティング
ヒップホップスタジオのIMPACTさんではスタジオのライティングを変えています。
レンタルスタジオで使用する場合は蛍光灯の昼白色。ヒップホップのレッスンでは舞台をイメージした電球色のダウンライトとスポットライトと使い分けしています。
色鮮やかに映える照明
メザミバレエスタジオでは先生の意見が分かれていました。
「レッスンは明るい方がいい」という洋先生と
「電球色のスタジオでずっと育ってきた」という亜美先生。
それぞれの思いはオーツカとしても良くわかります。そこで採用したのがカクテルライト方式。LED昼白色のベースライトに電球色のダウンライトを組み合わせた照明計画を実現しました。しかもこのダウンライトは調色調光タイプなので電球色⇔昼白色に変えられます。
先生の好み見合わせてライティングを変更しながらレッスンが出来ます。
レッスン&舞台
WAJIMAバレエスタジオさんはレッスン用のLEDベースライトに加え、演出用にライティングレールを設置しています。
舞台の光源を再現するためにスポットライトをスタジオの端に設置することで斜めの光線を確保しました。
ウォールウォッシャーのライティイング
バレエスポットさんはコンクリート打ち放しの壁が印象的なスタジオです。
そのままの状態で、昼白色のLEDベースライトのみだと寒々しい印象になります。
そこで暖色系のダウンライトを設置して柔らかいイメージにしました。更に壁際に設置するウォールウォッシャー(壁面を照らす)でライティングのメリハリが生まれました。
■先生こだわりのインテリアエレメント
輸入の照明器具
先生が個人的に取り寄せた輸入照明器具。
他のスタジオにはない個性的な照明です。
アンティーク建具
スタジオ作りに当たり、先生が当初から採用したいと話していたアンティーク建具。
お店を渡り歩いて出会った1点ものなので、その建具に合わせて壁をこしらえました。
いかがでしょうか、生徒さん達が少しでもレッスンのモティベーションが上がるようこだわった個性的なスタジオ作り。先生方の思いがあふれていますね。
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エーゼン大塚建設でご相談いただけます
お近くの方は永代ショールームまでお越しください。
バレエスタジオマイスターの大塚健太郎がしっかりお話しをうかがいます。